長野のお仏壇コラム

長野のお仏壇コラム

納骨の習慣は地域で違う?長野県内でも異なるお墓のかたち

こんな人におすすめ

  • 長野県でお墓の購入を検討している方
  • ご家族の納骨を控えている方
  • 地域による風習の違いを知りたい方

こんにちは、お仏壇・墓石の山崎です。
お墓づくりをご相談いただくなかで、お客様が驚かれることのひとつに、「納骨方法の違い」があります。
「全国どこでも同じじゃないの?」と思われるかもしれませんが、じつは地域によって習慣が異なるのです。

納骨方法に見る地域性
全国的には、火葬後のご遺骨を骨壺に入れたまま墓石の下に納めるのが一般的です。
しかし、当店のある長野市、特に北信地域では、骨壺からご遺骨を取り出して納めるという習慣があります。
これは「土に還る」という考え方が根本にあります。
他の地域にお住いの方に驚かれることもありますが、こちらでは一般的な納骨方法なのです。
一方で同じ長野県内でも、佐久地域では骨壺に入れたまま納める形式が主流で、上田地域ではその両方が混在しています。

納骨方法によって異なる墓石構造
この納骨方法の違いによって、お墓のかたちにも違いが生まれます。
お墓の下には、ご遺骨を納める「カロート」と呼ばれる石やコンクリートで覆われた空間があります。
じつはこのカロートの構造、納骨方法によって設計が変わっているのです。
骨壺のまま納める場合は、その分のスペースが必要なため、深いカロートになっています。
「棚付カロート」と言い、骨壺を上下二段で収められるよう棚が付いている構造のものもあります。
これらのカロートは空間を大きく取る必要があるため、墓石の背が高くなる傾向があります。
一方、骨壺から出して納骨する場合は、大きなスペースを必要としないため、比較的コンパクトなカロートを使用します。

購入前に確認しておきたいこと
先述した通り、納骨方法によって墓石構造が異なるため、お墓づくりは納骨方法に合わせた墓石選びが重要です。
当店では、お客様が墓石をご購入される前に、菩提寺や霊園に納骨の習慣を確認されることをおすすめしています。
地域や管理者によって細かな決まりがある場合もございますので、事前にご相談いただけると安心です。

この記事のまとめ

長野県内であっても、地域によってその納骨方法は異なります。
当店では、いずれの納骨方法にも対応した墓石を取り扱っております。
長野県内でお墓づくりをお考えの方は、長野市川中島のショールームにお気軽にお立ち寄りください。
地域の風習とご家族の気持ちに寄り添いながら、ご希望にかなった提案をさせていただきます。ご来店をお待ちしております。

お気軽にご相談ください。

お仏壇・墓石選びに関するご相談や、
商品のご紹介など
確かな知識でお客様に寄り添います。

お問い合わせ お問い合わせフォームへ
お電話でのお問い合わせ お問い合わせ 026-292-7360

営業時間 9:30 ~ 18:00
定休日  木曜日