長野のお仏壇コラム

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宗派によってお仏壇は異なる?|浄土真宗の特徴

こんな人におすすめ

  • これからお仏壇選びを始める方
  • 宗派によるお仏壇の違いを知りたい方
  • 宗派に合ったお仏壇を選びたい方

「宗派によってお仏壇に違いはありますか?」

しばしばお客様からいただくご質問ですが、基本的に宗派によってお仏壇の種類が変わるわけではありません。
しかしながら、浄土真宗においては他の宗派とは少し異なる点があります。
今回は、浄土真宗の例を挙げながら、お仏壇と宗派との関係についてご紹介します。

宗派によってお仏壇は異なる?

日本の仏教には大きく分けて8つの宗派があります。
具体的には、天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗本願寺派・浄土真宗大谷派・臨済宗・曹洞宗・日蓮宗で、これらをまとめて「八宗」と呼びます。
宗派によってそれぞれお仏壇が異なるわけではありませんが、浄土真宗の2宗派については「金仏壇」を好んで使用される方が多いです。
金仏壇とは、全体に黒の漆塗りを施し、内部に金箔を張ったお仏壇のことです。
では、なぜ浄土真宗では金仏壇を使用する傾向にあるのでしょうか。

浄土真宗の中でも宗派が異なる

浄土真宗は、鎌倉時代に親鸞聖人(しんらんしょうにん)が開いた浄土信仰に基づく宗派。
親鸞聖人は阿弥陀仏(あみだぶつ)を信仰し、浄土往生(死後に極楽浄土に生まれること)を唱える教えを広めました。
金の輝きは極楽浄土を表しており、浄土真宗各宗派の本山寺院には漆と金箔を使った仏壇が置かれていることから、これにならって各家でも金仏壇が多く使われるようになりました。かつてはこの傾向が顕著でしたが、現在では唐木仏壇を使用される方も増えています。
ちなみに、浄土真宗には10の宗派があり、これを「真宗十派(しんしゅうじゅっぱ)」と呼びます。その中で、特に勢力が大きいのが、「浄土真宗本願寺派」と「真宗大谷派」の2宗派です。
この2つの宗派でも空殿(お仏壇の中にあるご本尊を祀るためのお宮)の形が違い、仏具も異なります。

菩提寺の意向を確認する

浄土真宗であっても、金仏壇を使用するかどうかはお寺の方針によっても異なり、一部の寺院では金仏壇を使用せずに唐木仏壇を使用することもあります。
そのため、お仏壇をお求めの際は、ご自身の宗派と菩提寺の意向を確認してから選ぶとよいでしょう。

当店では、お客様の宗派を伺ったうえで最適なお仏壇や仏具をご案内しています。
また、購入いただいたお仏壇は、配送業者ではなく自社で無料でお届けし、設置からお取り扱い説明までさせていただきます。
長野県でお仏壇をお探しの方は、当店にお任せください。

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